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☆白い魔法使い☆の星言葉紡ぎ

星を詠み言葉を紡ぐ<星言葉紡ぎ屋>新月・満月の星言葉紡ぎ。 店主 白い魔法使い 

2017・1・28 ☆新月の星言葉紡ぎ☆

水瓶座新月のテーマ☆

<ここの冷たさを忘れない 先へ進むために ここで得たことを埋葬する 希望へ>

 

「ここに落ちてきて見たはじめての風景を教えてあげよう。」

見慣れたものばかりだったよ。

遠くのほうに山々が。足元には相変わらず水が。頭の上には星が。木には鳥が。

それで一体僕は誰なんだい?見知ったものがある、名前も知ってる。

例えば、山。山は越えた、山並みを歩いてきた、険しくて途中で嫌になった、寒かっ

た。水。なんだか色々含んだもの。綺麗なだけじゃない。死すら含む、でも怒りすら流

した。涙に似ている水。星。星がなければ僕はここへは来られなかっただろう。希望。

木。今腰を降ろしている冷たい土の中に生きるもの、それから外へ目を向けたときに見

えるもの、その両方を一つの「木」という形で見せてくれている珍しい生命の形。

鳥。あれは、このようなもので世界は出来ていると教えてくれる存在。遠くへと伝言す

る乗り物みたいな奴。

というわけで、僕は今こんな場所にいる。どんな風にこの世界が成り立ってきたかを

うるさいほど目に映る全てのものが教えてくれている場所。

ここに希望があるように思えるかい?

知らされることを疑ってみたくはならない?

ぺたんと座り込んだまま、どこからか産み落とされたままいるわけにはゆかないって

気づくためにここにいるんだ、って気づく瞬間。

それは飽きたから、って一言ではすまされないほど良い景色だから、動くことは億劫

だ。

動く理由を考えなければならなくなって、やはり僕はこの場に佇んでいた、長い時間。

この先があるなんて思いもしなかった、ということに気づいた瞬間立ち上がったんだ。

ずっと目を凝らして世界を見ていることを止めた時、そう思った。

この先があるなんて考えもしなかった、のに、目を閉じた世界において「無」が衝動だ

った。

このままでいるなんてありえないんだ。

「この先には何もない、なんて今いる場所が教えたって言うつもりかい?」

と僕は僕に尋ねる。

答えは「ノー。」だ。

「今いる場所は止まったままかい?」僕は僕に尋ねる。

答えは「ノー。」だ。

いつも雲は流れ、水は流れ、木々は成長し、星は輝いた。

では今知っていることの全てを答えてごらん。

それが生から死へ、死から生へ向かうものだとしても、常に動いているということ。

止まることなどない循環。

僕は目を開けた世界を再び見つめる、その前に歩き始めた。

知ったことを届けるために。

 

産み落とされたばかりの時のことを覚えている人は少ないでしょう。

今回の新月図をジッと見ていて思うこと。

生まれる瞬間と生まれ出た瞬間のギャップみたいなこと。

生まれ出る瞬間まで覚えていたことを、生まれた瞬間に忘れちゃう、みたいなことって

あるんじゃないかなあ、と思ったのです。

たくさんのことを知っていても、教えられて与えられていても、時代や住む場所、環境

によっては意味を成さなくなる、と同じように。

一から作り直さねばならない状況において、知識は邪魔にもなるし、恩恵にもなる。

自分とは何者なのか?

完璧な存在として生み出されたとしても、環境は選べなかったのかも知れない。

だとしたら、心の在り処、体の在り処を探って探って、孤独のなかにも希望を見出せる

場所を探しに出かける。ここを安住の地としない活力。

僕が僕であるために、環境がそのように後押しする。

新月のテーマ。

<ここの冷たさを忘れない 先へ進むために ここで得たものを埋葬する 希望へ>

忘れることのできない感情

忘れ去るなんて無理だと思う

もう一人の自分を想像してみよう

何の虜になっている?

巨大な力 遠くから叫ぶ声 どうしても足が止まってしまう 叫び声

また、来た 知ってるあの声

立ち止まって振り返るのは怖い

でも

立ち止まって振り返ってしまう

そこには 喜びがあると知ってるから

越えてゆく やはり 進むために振り返る

忘れないように振り返って また進む

どこに向かってる?

何の虜になってる?

知ってきたさまざまなこと

歩いてきた道筋

安住の地

巨大な力は先へ進むよう促す

不確定なものこそ信じて進め

確定を不確定へと

知っていたはずの巨大な力は

止まれ、とは言わない

確定などするな、と言う

何の虜になっていた?

君は言う

「もう、虜になる必要はない。」

世界と声を合わせて

「不確定さを信じる希望へと。」

 

確定された事実、確定としてきた事実を一度裏切るのは心が痛むこともある。

間違いではないはずのことを疑うということは、誠実なことなのかも知れない。

それは、他の目線でもう一度世界を構築しようとしている証だとわたしは思います。

確定された事実が楽になって、あなたはどうでしょう?

本当に楽なのかな?それって。

確定としてきた事実、ある人にとっては苦痛かもしれない。

本当に正しいことだったのかな?

誠実な自分を保つことって本当に大変なこと。

誰かの目を自分にくっつけるようなものだから。

わたしはわたしは、と叫び続けることに心底疲れたとき、希望が見えてくるのかも。

わたしはひとりなんかでは生きていない。

孤独であったとしても、それは作り上げた孤独。

何もないって、実は他者と入れ替わるような経験をした時のみ訪れるんじゃないかな?

疲れきって、様々な思い出もすっかりなくなった頃。

作り上げた孤独すらなくなった時。

ある人から見たらそれは無駄なことかも。意味のないことかも。

でも、意味がある人には、ある。

入れ替わってやっと分かる、新品の世界。

痛みを伴い、期待なんてまるでない場所。

そこからの一歩は力強い。

誰かと入れ替わった分、あなたはどんどん生まれ変わる

ちょっとそんな世界も体験してみたくないですか?

わたしは体験してみたい

グッドラック☆

白い魔法使いより

愛とともにある仲間たちへ